原題
Nivolumab in sorafenib-naive and sorafenib-experienced patients with advanced hepatocellular carcinoma: 5-year follow-up from CheckMate 040.
背景:進行性肝細胞がん(aHCC)は、悲惨な見通しを伴う致命的な状態である。以前の研究(CheckMate 040)では、抗がん剤ニボルマブがaHCCの治療において管理可能な副作用で利益をもたらすことが明らかになった。
方法:患者は、疾患の進行または耐えられない毒性が生じるまで、様々な用量のニボルマブで治療された。本研究の主要評価項目は、安全性、忍容性、および客観的奏効率であった。
結果:5年後、以前のソラフェニブ治療または腫瘍細胞の特徴に関係なく、腫瘍反応および生存が観察された。グレード3/4の治療関連有害事象が両方の患者群で報告された。
結論:ニボルマブはaHCCの管理に依然として有効であり、5年間の追跡期間中、ソラフェニブ未投与患者およびソラフェニブ投与経験のある患者の両方に対して許容可能な安全性プロファイルを示した。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2023.12.008
PMID: 38151184
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