慢性、非感染性下痢:総説。

原題
Chronic, Noninfectious Diarrhea: A Review.
背景:慢性の下痢(4週間以上)は成人の約6-7%にみられ、90%以上が非感染性である。一般的な原因はIBS-D(排便に関連した腹痛)と機能性下痢(有意な疼痛を伴わない頻繁な軟便)である。小腸の原因(セリアック病、SIBO)では大量の便と体重減少がみられ、結腸の原因(胆汁性下痢、顕微鏡的大腸炎)では頻繁な少量の便がみられる。

方法:診断および管理戦略の記述的レビュー。

結果:セリアック病の血清学的検査(tTG IgA±総IgA)、便中カルプロテクチン、警戒すべき徴候および顕微鏡的大腸炎(約13%)に対するランダム生検を伴う結腸鏡検査を推奨する。

結論:原因が特定されない場合は、ライフスタイル/食事療法(低FODMAP)、水分補給、カフェイン制限、および薬物療法(ロペラミド、抗コリン薬、オンダンセトロン)でIBS-D/機能性下痢を治療する。治療は50-80%に有用である。
Journal: JAMA (CiteScore 2022: 45.4)
DOI: 10.1001/jama.2026.0872
PMID: 41770539

コメント

タイトルとURLをコピーしました