原題
An International Lymphoma Radiation Oncology Group study of radiotherapy for bilateral indolent orbital adnexal lymphomas.
背景:放射線療法(RT)は原発性無痛性眼窩付属器リンパ腫(IOAL)を効果的に治療するが、両側性症例の管理については不確実である。この研究では、RTのみで治療された両側性IOAL患者の長期転帰を評価する。
方法:後ろ向き解析には、同時性または異時性の両側IOALと診断され、両方の眼窩にRTを受けた184人の患者が含まれた。評価された主要アウトカムには、全生存(OS)、無失敗生存(FFS)、局所および遠隔再発がないこと、および治療関連毒性が含まれた。
結果:コホートの年齢中央値は51歳であった。10年OSおよびFFSはそれぞれ99%および72%であった。晩期毒性には、ドライアイ(42%)および白内障(27%)が含まれた。
結論:RT単独で治療された両側性IOAL患者は、片側性疾患を有する患者と同様の結果を達成し、局所的な治癒目的の放射線療法を支持した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.03.011
PMID: 40090468
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