前立腺がんに対する根治的前立腺摘除術後の持続性前立腺特異抗原と死亡リスク。

原題
Persistent Prostate-Specific Antigen Following Radical Prostatectomy for Prostate Cancer and Mortality Risk.
背景:前立腺癌(PC)に対する根治的前立腺摘除術(RP)後の持続的な前立腺特異抗原(PSA)レベルを正確に記録するための最適な時間間隔は依然として不明である。

方法:このコホート研究では、様々な予後因子を調整して、総死亡(ACM)および前立腺がん特異的死亡(PCSM)に関するRP前のPSA値とRP後の転帰との関係を分析した。

結果:患者30,461名において、20 ng/mLを超えるRP前のPSAは、ACM(aHR、0.69)およびPCSM(aHR、0.41)リスクの低下と相関していた。持続的なPSA値が高いほど、アウトカムが不良であることが示された(ACMのaHR、1.14;PCSM、1.27)。

結論:RP後少なくとも3ヶ月間のPSA評価は、より高い持続レベルがより悪い予後と関連しているので、過剰治療を減らすのに役立つかもしれない。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.0110
PMID: 40080000

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