早期節外性NK/T細胞リンパ腫、鼻型:選択的リンパ節照射の役割?

原題
Early-Stage Extranodal NK/T-Cell Lymphoma, Nasal Type: A Role for Elective Nodal Irradiation?
背景:節外性NK/T細胞リンパ腫(ENKTCL)は西半球では稀な悪性腫ようであり、しばしば集学的治療(CMT)で治療される。

方法:この研究は,1994〜2015年に米国の大学癌センターで治療したAnn ArborステージI/IIのENKTCLの35人の患者を遡及的に分析した。

結果:追跡期間中央値11.6年で、全生存期間中央値および無増悪生存期間中央値は、それぞれ13.5年および7.5年であった。選択的リンパ節照射(ENI)は無増悪生存期間を改善し(HR 0.21)、放射線量が50 Gy以上の場合、良好な局所制御と関連していた。

結論:ENIは早期ENKTCL患者、特に強度の低い化学療法または放射線療法のみを受けている患者の臨床転帰を改善する可能性がある。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101650
PMID: 39553398

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