原題
Need for standardization in the use of structures in the intensity-modulated radiation therapy planning of head and neck cancers, a GORTEC study.
背景:放射線治療計画における非標準放射線治療構造(nsRS)の使用は一般的であるが、標準化されていない。本研究は、異なる施設および患者間でのnsRS使用の変動性および傾向を調査することを目的とした。
方法:nsRSの5つのカテゴリーを同定するために287人の患者からのデータを分析した。機械学習分類を用いて、nsRSとトポロジーの複雑さ、計画の質、および品質保証(QA)との関係を調べた。
結果:nsRSは全構造の19.2%を占め、患者1人当たり平均8.92 nsRSであった。施設間のばらつきは大きく、患者数との相関はなかった。機械学習の予測精度は、トポロジーの複雑さとQAに対して中程度であった。
結論:nsRSの使用は頻繁であるが不均一であり、IMRT計画におけるさらなる標準化の必要性を強調している。nsRSの使用方法を文書化することは、線量計算アルゴリズムと計画の堅牢性にとって重要である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.109895
PMID: 37659657
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