原題
Examining the Relationship and Prognostic Significance of Cell-Free DNA Levels and the PSMA-Positive Tumor Volume in Men with Prostate Cancer: A Retrospective-Prospective [(68)Ga]Ga-PSMA-11 PET/CT Study.
背景:前立腺特異的膜抗原(PSMA)リガンドおよび血液由来無細胞DNA(cfDNA)を用いた機能的画像は、前立腺癌(PCA)の侵攻性および患者の転帰のマーカーである。
方法:PCAを有する148人の男性を、PSMAリガンドPET/CT画像およびcfDNA採血で評価した。cfDNA濃度とPSMA陽性腫瘍体積(PSMA-TV)との相関関係を調べ、生存転帰を分析した。
結果:cfDNA濃度とPSMA-TVとの間には、特に去勢抵抗性PCA(CRPC)群で弱い正の相関が認められた。生存アウトカムはPSMA-TVと関連していたが、cfDNAとは関連していなかった。
結論:cfDNAは、進行した侵襲性CRPCのバイオマーカーとして役立つ可能性があるが、PSMAリガンドPET/CT画像のように、総腫瘍体積または予後を確実に反映するわけではない。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.266158
PMID: 38050125
コメント