WSG ADAPT-HR+/HER2-試験およびADAPCycle試験(N=7914)における短期術前内分泌療法後の内分泌反応を予測するための臨床および分子バイオマーカー。

原題
Clinical and molecular biomarkers for prediction of endocrine response after short preoperative endocrine therapy in the WSG ADAPT-HR+/HER2- and ADAPTcycle trials (N=7914).
背景:短い術前内分泌療法(ET)後の低いKi67は、HR+/HER2-早期乳癌の良好な予後を示す。WSG ADAPT HR+/HER2-およびADAPTECサイクル試験におけるET反応の予測因子を研究した。

方法:ET反応(2-4週間後のKi67≦10%)、オンコタイプDX再発スコアおよびリンパ節状態に基づいた割り付け。スクリーニングを受けた患者7,914人(3,675人のADAPT HR+/HER2-、4,239人のADAPCycle)を解析し、多変量ロジスティック回帰分析により予測因子を特定した。

結果:ET反応はアロマターゼ阻害薬(~77-81%)の方がタモキシフェン(~35-40%)よりも高く、閉経前女性では卵巣機能抑制により改善された。予測因子:AI(+OFS)、年齢>50歳、RS/ベースラインKi67低値、ERおよびHER2高値。反応者の5年遠隔DFSは良好であった。

結論:腫瘍生物学だけでなく、ETレジメンは反応を促進し、短いET反応と遺伝子発現を組み合わせることで、管腔eBCにおける化学療法を回避できる可能性がある。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2026.04.007
PMID: 41999978

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