鎌状赤血球症の急性疼痛エピソードに対するアルギニン療法:STArT無作為化臨床試験。

原題
Arginine Therapy for Sickle Cell Disease Acute Pain Episodes: The STArT Randomized Clinical Trial.
背景:急性血管閉塞痛は、鎌状赤血球症における救急科受診および入院の主な原因であり、米国食品医薬品局が承認した急性治療は存在しない。危機時のアルギニン欠乏は回復期間の延長と関連しており、過去の第2相試験では有益性が示唆されていた。

方法:米国の10の小児病院で実施された第3相二重盲検RCT(2021年6月~2024年6月)では、オピオイドの非経口投与を必要とするSCD疼痛を有する3-21歳の患者が登録された。アルギニン静注(200 mg/kg、その後100 mg/kg、8時間毎)または生理食塩水に無作為に割り付けられた。主要アウトカム:最初の試験投与から最後のオピオイド静注までの時間。

結果:274名が無作為化され(271名が治療を受けた)、試験は無益であったため早期に中止された。危機解決までの時間の中央値は60.8時間対65.8時間(アルギニン対プラセボ)であった。オピオイド使用、疼痛スコア、患者報告アウトカム、または安全性に差はなかった。

結論:IVアルギニンは危機解消までの時間を短縮しなかった。
Journal: JAMA (CiteScore 2022: 45.4)
DOI: 10.1001/jama.2026.13310
PMID: 42616542

コメント

タイトルとURLをコピーしました