原題
Long-term Intracranial Outcomes with Combination Dual Immune-Checkpoint Blockade and SRS in Patients with Melanoma and NSCLC Brain Metastases.
背景:本研究では、イピリムマブとニボルマブによる二重免疫チェックポイント阻害(D-ICPI)が、定位放射線手術(SRS)単独と比較して、メラノーマまたは非小細胞肺癌(NSCLC)患者の脳転移(BM)の制御を改善するという仮説を立てた。
方法:彼らは、D-ICPI、単一ICPI(S-ICPI)、またはSRS単独を比較して、2014~2022年にSRSで治療されたメラノーマまたはNSCLC患者の転帰を分析した。
結果:288人の患者が研究に含まれた。D-ICPIは良好な局所制御率を示し、頭蓋内進行(IP)を減少させた。全生存期間中央値はD-ICPI群の方が高かった。
結論:SRS治療にD-ICPIを追加すると、症候性または複数のBMを有する患者であっても、メラノーマおよびNSCLC患者の局所および頭蓋内制御の改善が示される。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.12.002
PMID: 38097090
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