原題
Extravasation Frequency of [(177)Lu]Lu-DOTATATE: Insights and Implications Derived from 1,314 Cycles of Treated Patients-A Single-Site Analysis.
背景:放射性医薬品の血管外漏出は有害な組織反応を引き起こし、治療の有効性に影響を及ぼす可能性がある。本研究では、ペプチド受容体放射性核種療法を受けている患者における[Lu]Lu-DOTATATE投与中の血管外漏出の頻度と影響を評価する。
方法:本研究では、365人の外来患者における1,314回の投与をレビューした。全身画像により、注入部位での局所取り込みを介した血管外漏出が確認された。線量測定分析では、血管外漏出群と対照群の間で保持された活性と吸収線量を比較した。
結果:血管外漏出は14例(1.1%)で発生し、放射性医薬品の保持は最小限であった。吸収線量の中央値は血管外漏出群の方が高かったが、全体的には低いままであった。
結論:[Lu]Lu-DOTATATE療法中の血管外漏出はまれであり、患者の安全性および治療効果に対する臨床的影響はごくわずかであり、現在の投与プロトコールの安全性を支持した。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.269411
PMID: 40571351
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