減圧および後区域安定化で治療した脊髄転移に対する補助的放射線手術後の局所制御:炭素繊維/ポリエーテルエーテルケトンベースのインプラントと金属インプラントの比較。

原題
Local Control After Adjuvant Radiosurgery for Spinal Metastasis Treated With Decompression and Posterior Segmental Stabilization: A Comparison Between Carbon Fiber/Polyetheretherketone-Based and Metallic Implants.
背景:カーボンファイバー強化ポリエーテルエーテルケトン(CFRP)脊髄インプラントは、放射線計画に有益な特性を有するため、脊髄転移管理にますます使用されるようになっている。本研究では、減圧手術および脊髄定位放射線手術(SSRS)を受ける患者において、局所制御およびハードウェアの耐久性に対するCFRPとチタンハードウェアの影響を調査する。

方法:脊髄転移を有する82人の患者を対象とした後ろ向きコホート研究では、特定の症例を除いて、手術後の83セグメント(55チタン、28 CFRP)とSSRSを分析した。

結果:追跡期間中央値14.5ヶ月で、局所進行はチタン群で有意に多く発生した。CFRPインプラントは、より長い局所無増悪生存期間を示した(HR、0.127)。

結論:CFRPインプラントは、ハードウェアの耐久性に大きな差がなく、局所制御において潜在的な利点を示した。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101806
PMID: 40548160

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