原題
Long-term follow-up of real-world adjuvant anti-PD1 checkpoint inhibition and targeted therapy in stage III melanoma patients.
背景:BRAF+MEK阻害剤による免疫チェックポイント阻害(PD1)と標的療法(TT)はステージIIIメラノーマの無再発生存期間(RFS)を改善する。本研究では、これらの治療の有効性を実際の環境で評価した。
方法:2018年6月から2019年9月まで、ドイツの11施設で補助的PD1またはTTを開始した589人の患者を4年間追跡し、RFS、全生存(OS)、およびメラノーマ特異的生存(MSS)を分析した。
結果:48か月で、RFSはPD1で42.9%、TTで52.6%であった。PD1は変異患者でより高い再発率を示し、OSは80.8%(PD1)と87.3%(TT)であった。
結論:-変異したPD1患者は再発率が高く、特に肉眼的リンパ節転移後の再発率が高かったが、6ヵ月未満の治療期間はTTに影響したが、PD1のアウトカムには影響しなかった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-02776
PMID: 40460331
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