腎細胞癌に対するSBRT後の反応評価および腫瘍縮小パターン。

原題
Response evaluation and tumor shrinkage pattern post-SBRT for renal cell carcinoma.
背景:本論文では、腎細胞癌(RCC)における体幹部定位放射線治療(SBRT)の有効性を調査し、腫瘍反応を評価するための固形腫瘍の反応評価基準(RECIST)1.1と修正RECIST(mRECIST)を比較する。

方法:この研究では、5年間にわたってSBRTで治療されたRCC患者をレトロスペクティブに分析し、両方のRECIST基準を用いてベースラインおよびフォローアップの画像を評価し、局所制御および腫瘍反応に関するランドマーク分析を実施した。

結果:103病変を有する91人の患者は、RECIST 1.1と比較して、mRECISTによる客観的奏効率の増加および骨病変の縮小率の中央値の低下を示した。

結論:mRECISTは、SBRT後9~12ヵ月以内の治療反応のより効果的な評価を提供し、臨床評価におけるその有用性を示唆している。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110802
PMID: 39993601

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