原題
Quality of life and functional outcomes in patients with locally advanced rectal cancer receiving total neoadjuvant therapy versus concurrent chemoradiotherapy: An analysis of the XXX trial.
背景:本研究では、局所進行直腸癌患者の生活の質と機能的転帰に対する全ネオアジュバント療法(TNT)と術前同時化学放射線療法(CRT)の影響を検討した。
方法:計591名の患者をTNT(n=297)またはCRT(n=294)に無作為に割り付け、6年間追跡し、EORTC QLQ-C30、EORTC QLQ-CR29、およびWexner失禁スコアにより生活の質を評価した。
結果:生存者(n=196)は、TNT群でより良い感情機能を示したが、より多くの下痢を示した。しかし、臨床的に有意な差はなく、肛門機能は両群で同程度であった。
結論:6年後、生活の質と肛門機能は安定しており、TNT群とCRT群の間で同等であった。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.12.035
PMID: 39814105
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