原題
Avelumab + axitinib vs sunitinib as first-line treatment for patients with advanced renal cell carcinoma: final analysis of the phase 3 JAVELIN Renal 101 trial.
背景:JAVELIN Renal 101試験では、未治療の進行腎細胞癌(aRCC)患者を対象に、全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)に焦点を当てて、アベルマブ+アキシチニブとスニチニブを比較評価した。
方法:登録された患者は、何らかの予後リスクを有するaRCCを有していた。主要評価項目には、特にPD-L1+集団におけるOSおよびPFSのほか、客観的奏効率(ORR)、奏効期間(DOR)、安全性、および患者報告アウトカム(PRO)が含まれた。
結果:OS中央値は、アベルマブ+アキシチニブ群で43.2ヵ月、スニチニブ群で36.2ヵ月であり、ORRは59.7%対32.0%であった。
結論:アベルマブ+アキシチニブは、スニチニブと比較して長期的な有効性のベネフィットと管理可能な安全性を示したが、OSの差は統計的有意に達しなかった。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.12.008
PMID: 39706335
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