原題
Five-year outcomes of moderately hypofractionated proton therapy incorporating elective pelvic nodal irradiation for high-risk prostate cancer.
背景:本研究では、高リスク及び好ましくない中リスク前立腺癌に対する中等度寡分割強度変調陽子線治療(IMPT)を、前立腺/精嚢及び骨盤リンパ節を標的として評価した。
方法:プロスペクティブ研究では、IMPTおよびアンドロゲン除去療法(ADT)で治療された56人の患者を対象とし、主要アウトカムとして晩期の消化管および泌尿生殖器の有害事象を評価し、副次的アウトカムとして5年無再発率(RFR)および無病生存率(DFS)を評価した。
結果:62ヶ月の中央値追跡後、後期グレード2以上のGIおよびGUの有害事象はそれぞれ16%および41%であり、RFRおよびDFSは90%および89%であった。
結論:調査結果は、このIMPTレジメンが良好な結果を提供することを示しており、光子ベースの治療と比較するためのさらなる第III相研究を保証する。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.11.115
PMID: 39672515
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