原題
Oxaliplatin-Based Versus Alkylating Agent in Neuroendocrine Tumors According to the O(6)-Methylguanine-DNA Methyltransferase Status: A Randomized Phase II Study (MGMT-NET).
背景:アルキル化剤(ALKY)は進行した神経内分泌腫よう(NET)の一次治療であり、O-メチルグアニン-DNAメチルトランスフェラーゼ(MGMT)状態はこれらの薬剤に対する反応を予測する。
方法:第II相MGMT-NET試験では、進行した膵NETまたは胸部NETを有する患者を、ALKYまたはオキサリプラチン(Ox)のいずれかを投与する群に割り付けた。主な目的は、熟練群(pMGMT)と欠乏群(dMGMT)の3ヶ月間の客観的奏効率(ORR)の差を検出することであった。
結果:105人の患者のうち、dMGMT-NETのORRは52.9%であり、pMGMT-NETの11.5%と比較して優れていたが、一次エンドポイントには達しなかった。
結論:ALKYは、主要評価項目が達成されていないにもかかわらず、dMGMT-NET患者において臨床活性を示している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02724
PMID: 39586038
コメント