上咽頭がんにおける現在の臨床試験における世界的な格差。

原題
Global Disparities in Current Clinical Trials in Nasopharyngeal Carcinoma.
背景:上咽頭がん(NPC)は、東アジア/東南アジアおよび北アフリカで高い発生率を示す。効果的な臨床試験はエビデンスに基づいたケアに不可欠であるが、流行地域からの代表を欠いている。

方法:本研究では、2013年から2023年までのClinicalTrials.govに掲載された第2相および第3相臨床試験を分析し、成人NPC患者に焦点を当て、年齢標準化発生率に基づいて流行国を定義した。

結果:266件の試験のうち、50%が免疫療法/標的療法、30%が化学療法、わずか9%が放射線療法(RT)を評価した。ほとんどの試験は中国で実施された。29の流行国のうち5カ国のみが代表され、流行国と非流行国の間で試験数に有意差があった。

結論:NPCの臨床試験の状況は、特に低所得の流行国では著しい不平等を明らかにしている。NPC研究に多様な患者集団を含めるためには、協力が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.06.3870
PMID: 40614784

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