原題
Timing matters: diurnal spine length variation in pediatric patients during radiotherapy.
背景:放射線療法を受けている小児患者では、日中の重力と身体ストレスによる脊椎長の日内変動は定量化されていない。
方法:この後ろ向き研究は、画像誘導放射線療法を受けた32人の患者(平均年齢10.0歳)を対象とした。毎日のコーンビームCT(CBCTs)をT11とL4椎骨位置の変化について分析し、午前と午後のスキャン間の脊椎長の変動を評価した。
結果:-1.0 mmの中央値の脊椎長の減少が観察され(p<0.001)、CBCTs間の時間間隔との有意な相関はなかった(ρ=-0.01;p=0.95)。
結論:小児患者における日中の脊椎長の減少は、放射線療法におけるセットアップエラーの一因となる可能性があり、治療計画において考慮されるべきである。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02548-w
PMID: 39568059
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