原題
Randomized Phase III SIERRA Trial of (131)I-Apamistamab Before Allogeneic Hematopoietic Cell Transplantation Versus Conventional Care for Relapsed/Refractory AML.
背景:再発または難治性急性骨髄性白血病(RR AML)の高齢患者は、同種造血細胞移植(alloHCT)を行わないと転帰不良に直面する。SIERRA試験では、移植前の標的レジメンであるI-アパミスタマブと従来の治療を比較した。
方法:この第III相非盲検試験(NCT02665065)では、活性RR AMLを有する55歳以上の153人の患者を、alloHCT前にI-アパミスタマブまたは従来のケアのいずれかを受けるように無作為に割り付けた。主要評価項目は180日間持続する持続的完全寛解(dCR)であった。
結果:dCR率は、I-アパミスタマブ(17.1%)の方が従来のケア(0%)よりも有意に高かった。全生存期間(OS)および無イベント生存期間(EFS)は、I-アパミスタマブの方が良好であった。
結論:I-アパミスタマブレジメンはより高いdCR率を示し、忍容性も良好であり、高齢のRR AML患者における満たされていないニーズに対処している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02018
PMID: 39298738
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