原題
Risk of Incident Melanoma Among Individuals With Low-Count Monoclonal B-Cell Lymphocytosis.
背景:慢性リンパ性白血病(CLL)-表現型モノクローナルB細胞リンパ球増多症(MBL)は一般的であり、メラノーマリスクを増加させる可能性があるが、この関係は不明である。
方法:本研究では、メイヨークリニックバイオバンクを用いて、40歳以上の被験者7,334人を対象にMBLのスクリーニングを実施した。被験者はB細胞数に基づいて分類され、医療記録および統計モデルを用いてメラノーマの発生が追跡された。
結果:1,151例のMBL症例のうち、131例がメラノーマを発症した。5年間の累積発生率は、MBL参加者(3.4%)の方が非MBL参加者(2.0%)よりも高かった。MBL患者はメラノーマリスクが1.86倍高く、低カウントMBL(LC-MBL)のリスクが高かった。
結論:LC-MBLはメラノーマ、特にin situメラノーマのリスクを有意に増加させる。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00332
PMID: 39231386
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