原題
Adaptive radiotherapy (up to 74 Gy) or standard radiotherapy (66 Gy) for patients with stage III non-small-cell lung cancer, according to [(18)F]FDG-PET tumour residual uptake at 42 Gy (RTEP7-IFCT-1402): a multicentre, randomised, controlled phase 2 trial.
背景:ステージIIIの非小細胞肺癌(NSCLC)に対する強化胸部放射線の有効性は依然として不明である。本研究では、[F]FDG-PETの結果に基づいて、線量漸増放射線療法(74 Gyまで)の安全性と有効性を評価した。
方法:この多施設無作為化第2相試験では、158人の患者を実験(ブースト)群と標準治療群に分け、適応放射線療法(陽性[F]FDG-PETに対するブースト)または標準放射線療法のいずれかを受けた。
結果:15か月の局所制御率はブースト群で77.6%、標準群で71.2%であった。有害事象は両群で発生したが、同程度であった。
結論:[F]FDG-PETガイド下放射線ブーストは、有害作用を増加させることなく局所制御を改善し、第3相試験におけるさらなる研究を支持した。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00320-6
PMID: 39134086
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