原題
Assessment of minimum target dose as a predictor of local failure after spine SBRT.
背景:転移指向定位放射線治療(SBRT)は、患者の転帰、特に局所制御と全生存期間(OS)を改善することが知られている。本研究では、脊椎SBRT後の局所再発の臨床的および線量測定的予測因子を検討した。
方法:著者らは、画像によるフォローアップで脊柱SBRT治療を分析した。治療プロトコールは単回または3分割治療に依存しており、いくつかの除外基準が適用された。
結果:同定された適格な脊椎SBRT治療522例のうち、OS中央値は43.7ヵ月であった。1年目および2年目の局所再発の累積発生率はそれぞれ10.5%および16.3%であった。最小線量15.3 Gyの単回照射により、最良の局所制御が得られた。
結論:脊椎SBRTは良好な局所制御を提供するが、GTV最小線量はそれに強く影響する。単回SBRTで推奨されるGTV最小線量は14-15.3 Gyである。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110260
PMID: 38548114
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