原題
PLK4 as a potential target to enhance radiosensitivity in triple-negative breast cancer.
背景:放射線抵抗性は攻撃的なトリプルネガティブ乳ガン(TNBC)の治療法を開発する際の障壁である。以前の研究で、薬物CFI-400945によるPLK4阻害が放射線療法効果を増強することを見出した。
方法:TNBCにおける放射線効果の増強におけるPLK4の役割、およびコロニー形成アッセイ、siRNAサイレンシング、および免疫蛍光を用いたPLK4阻害のメカニズムを調べた。
結果:放射線療法と組み合わせたPLK4の阻害またはダウンレギュレーションは、TNBC細胞およびPDOsにおける抗増殖効果を増加させた。中心小体の過剰増幅は、これらの併用抗増殖作用に関与している可能性がある。
結論:PLK4は、おそらく中心小体の過剰増幅を介して、TNBCにおける放射線療法効果を増強する有望な標的であり、抗PLK4と放射線療法の併用治療のさらなる研究を支持する。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02410-z
PMID: 38365710
Open Access
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