局所進行直腸癌に対する用量漸増化学放射線療法と標準ネオアジュバント化学放射線療法の比較:無作為化第2相試験の9年間の結果。

原題
Dose-escalated versus Standard Neoadjuvant Chemoradiotherapy for Locally Advanced Rectal Cancer: 9-year Results of a Randomized Phase 2 Trial.
背景:局所進行直腸癌に対する術前SIB-CRTと標準CRTの安全性と有効性を比較する。

方法:ステージII/IIIの患者106人(SIB-CRT 55人、CRT 51人)を対象としたランダム化第II相試験。SIBは局所ブーストを追加し、6-8週間後に手術を行った。一次エンドポイントはpCR、二次エンドポイントはDFS、OS、MFS、LC、CSS、毒性であった。追跡期間中央値は116.6ヵ月。

結果:急性グレード3の毒性は同程度(14.5%対19.6%)であり、pCR率は同程度であった。SIB-CRTは9年DFS(70.8%対47.4%)、OS、MFS、LCおよびCSSを有意に改善した。ベネフィットは周術期化学療法を受けなかった患者に集中していた。

結論:SIB用量漸増は安全であり、特に化学療法不適格患者において、標準CRTに対して優れた生存および局所制御をもたらした。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2026.07.004
PMID: 42456783

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