(177)Lu-DOTATATE腎吸収線量は治療前のSSTR PETから予測できるか?多施設データからの知見。

原題
Can (177)Lu-DOTATATE Kidney Absorbed Doses be Predicted from Pretherapy SSTR PET? Findings from Multicenter Data.
背景:SSTR PET画像は、神経内分泌腫瘍に対するLu-DOTATATE療法の前に、腫瘍のSSTR発現を確認するために使用され、腎吸収線量を予測することによって治療を個別化するのにも役立つ可能性がある。

方法:本研究では、SSTR PETの腎吸収線量の予測能力を検証するために、5施設(カナダ、ノルウェー、スウェーデン、および米国の2施設)からのレトロスペクティブデータを分析した。治療前のSSTR PET腎取り込み値を用いて混合効果モデルを開発し、精度について交差検証を実施した。

結果:サイクル1の腎吸収線量の中央値は0.56 Gy/GBqであった。SSTR取り込みと吸収線量との間には、施設間で有意な相関が認められた。

結論:このモデルは28%の平均相対絶対誤差を達成し、予測精度を高めるための標準化されたプロトコルの必要性を示した。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.269098
PMID: 40404396

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