原題
Targeting the intracellular immune checkpoint CISH with CRISPR-Cas9-edited T cells in patients with metastatic colorectal cancer: a first-in-human, single-centre, phase 1 trial.
背景:PD-1-PD-L1系を標的とする免疫療法戦略は、消化器癌ではうまく機能していない。本研究は、転移性消化器癌患者を対象に、CRISPR-Cas9を用いて腫瘍浸潤リンパ球(TIL)におけるCISHノックアウトの安全性と抗腫瘍活性を評価することを目的とした。
方法:この第1相試験では、12人の適格な患者がリンパ球枯渇化学療法後にCISHノックアウトTILを受けた。主要評価項目には、安全性および抗腫瘍活性が含まれた。
結果:22人の患者のうち19人がCISHノックアウトTILを産生し、全員が重度の治療関連の有害事象を示した。患者1人は21ヵ月以上持続する完全奏効を示し、患者6人は28日目までに疾患が安定していた。
結論:遺伝子改変TILを用いてCISHを標的とすることは、特に現在の治療法に抵抗性を示す進行した転移性癌治療において有望である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00083-X
PMID: 40315882

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