全体的な縦ひずみ:胸部放射線療法を受けている肺癌患者における放射線誘発心機能障害の早期検出のための潜在的な非侵襲的ツール。

原題
Global Longitudinal Strain: A Potential Non-invasive Tool for Early Detection of Radiation-Induced Cardiac Dysfunction in Lung Cancer Patients Receiving Thoracic Radiation Therapy.
背景:放射線誘発心機能障害(RICD)は、肺癌に対して胸部放射線療法(RT)を受ける患者に重大なリスクをもたらすが、有効な早期発見法はない。

方法:本研究では、RTを受けている肺癌患者の心エコー図からの全体的な縦方向の歪み(GLS)を遡及的に調べ、治療前後のGLSの変化を分析した。

結果:38人の患者の中で、異常なGLSはRT前の31.6%からRT後の57.9%に増加した(p=0.012)。GLSの有意な減少が観察され、左室駆出率(LVEF)に顕著な変化はなかった。異常なGLSを有する患者はより悪い生存率を示した(p=0.049)。

結論:ECHO由来のGLS変化は早期RICDを検出でき、高リスク肺癌患者における心保護療法の指針となる可能性がある。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.03.027
PMID: 40174646

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