未治療の孤立性原発性肝細胞癌に対する定位放射線治療の多施設プロスペクティブ研究(STRSPH研究)の最終結果:新たに診断された単一原発性肝がんに対する定位放射線治療。

原題
Final results of a multicenter prospective study of stereotactic body radiotherapy for previously untreated solitary primary hepatocellular carcinoma (the STRSPH study): Stereotactic body radiotherapy for newly diagnosed single primary liver cancer.
背景:手術または高周波アブレーションに適さない未治療の孤立性肝細胞癌(HCC)患者における定位放射線治療(SBRT)の有効性と安全性を評価した。

方法:前向き単一群多施設第II相試験で36人の患者を募集し、一次エンドポイントとして3年全生存(OS)、二次エンドポイントとして生存転帰と有害事象に焦点を当てた。

結果:分析された34人の患者のうち、3年でのOS率の中央値は82%であり、局所制御率は93%であった。

結論:SBRTは、サンプルサイズが限られているにもかかわらず、早期HCCに対する安全な治療選択肢として有望な結果を示している。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.10.040
PMID: 39706374
Open Access

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