原題
Inotuzumab Ozogamicin and Low-Intensity Chemotherapy in Older Patients With Newly Diagnosed CD22(+) Philadelphia Chromosome-Negative B-Cell Precursor Acute Lymphoblastic Leukemia.
背景:inotuzumab ozogamicin(InO)は、新たに診断されたCD22フィラデルフィア染色体陰性B細胞前駆体急性リンパ芽球性白血病(ALL)の高齢患者に対する有望な最前線の治療法である。
方法:EWALL-InO第II相試験には、55歳以上の患者が含まれ、ビンクリスチン、デキサメタゾン、およびInOの導入レジメンに続いて、シクロホスファミド、デキサメタゾン、およびInOを組み合わせた2回目の導入が行われた。
結果:登録された131人の患者のうち、90%が2回目の導入後に完全寛解を達成した。1年全生存率、無再発生存率、および累積再発率は、それぞれ73.2%、66%、および25%であった。
結論:この研究は、CD22 Ph-BCP-ALLの高齢患者に対する第一選択治療の一部としてのInOの有効性を支持している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00490
PMID: 39418626
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