原題
Post-hoc analysis of clinicopathological factors affecting lateral lymph node metastasis based on STELLAR study for rectal cancer.
背景:本研究は、STELLA試験のデータを用いて、局所進行直腸癌(LARC)における側方骨盤リンパ節(LPLN)転移の予後への影響を評価することを目的とした。
方法:合計591人のLARC患者が分析され、LPLN転移はMRIで7 mmを超える短径として定義された。全参加者はネオアジュバント(化学)放射線療法を受けた後、根治的切除術を受けた。
結果:LPLN転移は患者の16.8%に認められ、非転移患者と比較して無病生存期間(DFS)、全生存期間(OS)、および無転移生存期間(MFS)に悪影響を及ぼした。
結論:LPLN転移はLARCの予後不良の独立した危険因子であり、臨床管理における評価の必要性を強調している。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110512
PMID: 39216825
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