原題
Adjuvant Gemcitabine Plus Cisplatin and Chemoradiation in Patients With Gallbladder Cancer: A Randomized Clinical Trial.
背景:切除した胆嚢癌におけるアジュバント化学療法と化学放射線療法の利点を支持する証拠は限られている。
方法:研究者らは、胆嚢癌を切除した患者を対象に、ゲムシタビン+シスプラチン(GC)またはカペシタビンと化学放射線療法(CCRT)のいずれかを同時に投与する多施設共同、非盲検、無作為化第2相試験を実施した。
結果:90人の患者をGC群とCCRT群に均等に分けたところ、両群とも1年無病生存率(DFS)の目標を上回り、完了率はGC群で82%、CCRT群で62%であった。
結論:このランダム化試験では、GCおよびCCRTが、切除されたステージII/IIIの胆嚢癌において事前に指定された1年DFS目標を上回ったことが明らかになり、将来のより大規模な第3相試験のベースラインを提供した。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.1944
PMID: 38958997
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