再発子宮頸癌に対する二次または三次治療としてのチソツマブベドチン。

原題
Tisotumab Vedotin as Second- or Third-Line Therapy for Recurrent Cervical Cancer.
背景:再発子宮頚癌の治療は限られており、特に一次併用療法後に疾患が進行した場合には限られている。

方法:第3相試験では、再発/転移性子宮頚癌患者に対する第2または第3選択療法として、チソツマブベドチンの有効性を化学療法(5つの薬剤の中から研究者が選択)と比較した。

結果:チソツマブベドチン群(253人の患者)は、化学療法群(249人の患者)と比較して、全生存期間の延長と無増悪生存期間の延長を示した。毒性作用により、患者の14.8%でチソツマブベドチン治療の中止に至った。

【結論】再発子宮頚癌患者においてチソツマブベドチンの治療は化学療法より有意に高い有効性を示した。
Journal: N Engl J Med (CiteScore 2022: 134.4)
DOI: 10.1056/NEJMoa2313811
PMID: 38959480

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