原題
Giredestrant for Estrogen Receptor-Positive, HER2-Negative, Previously Treated Advanced Breast Cancer: Results From the Randomized, Phase II acelERA Breast Cancer Study.
背景:閉経後/閉経前/閉経期の女性と男性における進行したエストロゲン受容体-ポジティブ,HER 2-ネガティブ乳癌に対して,giredestrant対医師の選択した内分泌単一療法(PCET)を検討した。
方法:参加者は、病気が進行するまで、地域のガイドラインに従ってgiredestrantまたはフルベストラント/アロマターゼ阻害剤のいずれかを投与された。主要評価項目は、治験責任医師が評価した無増悪生存期間(INV-PFS)とした。
結果:データから、INV-PFSのハザード比(HR)は0.81であることが明らかになった。突然変異の影響を評価した二次解析では、突然変異が検出された患者のHRは、検出されなかった患者と比較して低かった。有害事象は両治療間で同程度であった。
結論:一次エンドポイントは有意ではなかったが、giredestrantは一貫した治療効果を示し、特に変異腫瘍を有する患者に有益であり、PCETと同様の安全プロファイルを維持していた。giredestrantのさらなる研究が支持される。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01500
PMID: 38537155
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