原題
Racial and Ethnic Disparities in Intensity of Care at the End of Life for Patients With Lung Cancer: A 13-Year Population-Based Study.
背景:肺癌は米国における癌死亡の主要な原因であり、死亡率には人種および民族差が認められる。しかし、人種間の終末期(EOL)ケアの強度の差についてはあまり研究されていない。
方法:本研究では、California Cancer Registryのデータを用いて、2005年から2018年の間に死亡した200k以上の肺癌患者におけるEOLケアの強度を検討した。ケアの強度は、入院、ICUへの入室などの因子によって定義された。
結果:人生の最後の2週間において、アジア太平洋諸島系、黒人、およびヒスパニック系の患者は、非ヒスパニック系白人患者と比較して、集中治療を受ける可能性が高かった。
結論:これらの格差は、EOLにおける人種的および民族的不平等を排除するケア提供方法を開発するための将来の研究を必要とする。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01045
PMID: 38478794
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