原題
A population-based analysis of the impact of 1 vs. 2 doses of mitomycin on patterns of failure of anal cancer patients treated with concurrent chemoradiotherapy.
背景:この研究はこう門扁平上皮癌(ASCC)に対する化学放射線治療中のマイトマイシンC(MMC)の1回投与と2回投与の影響を比較した。
方法:MMCの1回または2回投与とともに放射線および5-フルオロウラシルで治療したASCC患者の集団ベースの研究を行い、局所領域再発、無病生存および全生存を含む長期転帰を評価した。
結果:451人の患者のうち、60%が1回のMMCサイクルを受け、ステージIIIbおよびIIIcの患者はより悪い結果を示した。しかし、2回目のMMC投与は、癌特異的生存率および無遠隔再発生存率に関してステージIIIbおよびIIIcの患者に対して陽性の結果を示した。
結論:治療中の2つのMMC用量の適用は、特にステージIIIbとIIIcのASCC患者に有利である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110219
PMID: 38479443
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