急性低酸素症は、FLASH放射線療法に対する腫瘍の感受性を変化させない。

原題
Acute hypoxia does not alter tumor sensitivity to FLASH radiotherapy.
背景:腫瘍低酸素症はしばしば従来の線量率(CONV)放射線療法に対する抵抗性をもたらす。本研究では、低酸素症がFLASH療法に対する腫瘍の感受性に影響するかどうかを評価する。

方法:種々のタイプの腫瘍をマウスに移植し、酸素レベルを制御した。腫瘍をFLASHまたはCONV処理のいずれかで照射した。治療後、腫瘍増殖をモニターし、分子解析を行い、FLASH効果の増加に対する解糖阻害剤トラメチニブの効果を評価した。

結果:FLASHはCONVとは異なり、低酸素下で抗腫瘍効果を保持していた。分子解析により、ヒトGBM腫瘍におけるFLASHに対する特異的反応が明らかになった。トラメチニブはFLASHの有効性を増強した。

結論:FLASHは低酸素下の放射線抵抗性腫瘍を効果的に治療する。さらに、FLASHの有効性はトラメチニブによって増強され、CONV療法に対する優位性を示している。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.02.015
PMID: 38387809
Open Access

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