原題
Immunotherapy Initiation at the End of Life in Patients With Metastatic Cancer in the US.
背景:臨床シナリオにおける終末期(EOL)に免疫療法が開始される頻度は不明である。
方法:免疫チェックポイント阻害薬のFDA承認後に診断された転移性メラノーマ、NSCLC、またはKCC患者について、米国の全国臨床データベースを用いて後ろ向き研究を行った。年齢、性別、人種、民族、場所、保険などの患者因子を評価した。
結果:242,371人の患者のうち、EOL開始(EOL-I)免疫治療を受けた割合は、すべての癌で経時的に増加した。転移負荷が高い患者および非大学病院または症例数の少ない施設で治療を受けた患者は、EOL-I免疫治療を受ける可能性が高かった。
結論:本研究は、EOL-I免疫治療が経時的に上昇していることを明らかにした。これをモニタリングすることで、進行がん治療戦略における処方パターンおよび変化についての洞察を提供することができる。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2023.6025
PMID: 38175659
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