インドにおける9~14歳の女児および男児における新しい四価HPVワクチンと15~26歳の女性における確立された四価HPVワクチンの免疫原性および安全性:無作為化、実薬対照、多施設共同、第2/3相試験。

原題
Immunogenicity and safety of a new quadrivalent HPV vaccine in girls and boys aged 9-14 years versus an established quadrivalent HPV vaccine in women aged 15-26 years in India: a randomised, active-controlled, multicentre, phase 2/3 trial.
背景:本研究では、インド血清研究所によって開発された四価HPVワクチンの免疫原性と安全性を、9〜14歳の年齢層に焦点を当てて評価した。

方法:9〜14歳と15〜26歳の健康な参加者を対象とした無作為化実薬対照試験であった。インドのHPVワクチンに対する免疫応答を、既存のワクチンであるガーダシルに対する応答と比較した。

結果:9~14歳の男児および女児は、インドのHPVワクチンに対して、ガーダシルに劣らない強力な免疫反応を示した。有害事象は許容可能であり、予想されたレベル内であった。

結論:調査結果は、若年集団における新しいHPVワクチンの使用を支持しており、世界的にワクチン接種率を高めている。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(23)00480-1
PMID: 37949086

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