原題
Long-Term Results of Organ Preservation in Patients With Rectal Adenocarcinoma Treated With Total Neoadjuvant Therapy: The Randomized Phase II OPRA Trial.
背景:OPRA試験では、複数の直腸癌治療の長期的結果と腫瘍再増殖のリスクを研究した。
方法:ステージII/IIIの直腸癌患者を導入化学療法と化学放射線療法(INCT-CRT)または化学放射線療法後の地固め化学療法(CRT-CNCT)で無作為に治療した。治療反応はプロセスの継続に影響した。
結果:INCT-CRTとCRT-CNCTの5年無病生存率(DFS)はそれぞれ71%と69%であったが、TMEフリー生存率はINCT-CRTで39%、CRT-CNCTで54%であった。腫瘍再増殖の94%は2年以内に生じた。
結論:この研究は、ネオアジュバント療法を用いた直腸癌患者の半数で長期臓器保存の成功が達成され、腫瘍再生は主に最初の2年以内に起こることを示している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01208
PMID: 37883738
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