結腸直腸癌を検出するための血中ctDNAベースのマルチモーダル検査の高精度。

原題
High accuracy of a blood ctDNA-based multimodal test to detect colorectal cancer.
背景:循環腫瘍DNA(ctDNA)は低侵襲の血液ベースのスクリーニング戦略であり、結腸直腸癌(CRC)スクリーニングの効率を高める可能性がある。
方法:ゲノミクス、エピゲノミクス、fragmentomics、および(洗練されたバージョンで)プロテオミクスを組み合わせた新しいctDNAベースの血液検査を、2つの異なる患者群から採取した血液サンプルで試験した。主な目的は、様々な病期でCRCを検出する検査の能力を測定することであった。
結果:血液検査は高い感度と特異度(それぞれ93%と90%)を示し、TNMステージ間で検出率が異なった。この検査の改良版は進行した前癌病変に対して23%の感度を示した。
結論:このマルチモーダルctDNA血液検査は結腸直腸癌を正確に検出し、このような検査がCRCスクリーニングの有効性を高めることを示唆した。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2023.09.3113
PMID: 37805131
Open Access

コメント

タイトルとURLをコピーしました