がん細胞に対してより高い選択性を有する放射線増感剤の発見を加速するための、統合されたハイスループットスクリーニングおよび大規模アイソボログラフィー分析。

原題
Integrated high-throughput screening and large-scale isobolographic analysis to accelerate the discovery of radiosensitizers with greater selectivity for cancer cells.
背景:ハイスループットスクリーニング(HTS)プラットフォームは、抗癌剤および薬物の組み合わせを発見するために一般的であるが、薬物-電離放射線(IR)の組み合わせを発見するためにはほとんど使用されない。本研究では、HTSと計算解析を用いて、癌細胞を特異的に標的とする放射線増感化合物を見出した。
方法:160の化合物を、ヒト神経膠芽腫および子宮頸癌細胞株、ならびに正常線維芽細胞でスクリーニングした。薬物曝露後、細胞を照射するか否かを決定し、顕微鏡を用いて短期細胞生存率を評価した。
結果:15種の有望な放射線増感剤のうち、4種の化合物は両方の癌細胞株で相乗作用を示し、11種は1種のみで相乗作用を示した。5種は正常線維芽細胞に対してIRの有無にかかわらず限定された毒性を示した。
結論:計算分析と組み合わせたHTSは、相乗的な薬物-IRの組み合わせを効率的に同定し、正常細胞に対する毒性を評価し、放射線療法を改善する可能性がある。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.09.044
PMID: 37778425

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