原題
CREB1-driven CXCR4(hi) neutrophils promote skin inflammation in mouse models and human patients.
背景:好中球は、炎症誘発性メディエーターの放出を介して炎症に関与しているが、その不均一性および炎症誘発性メカニズムは依然として不明である。
方法:本研究では、ヒト乾癬患者の血液および炎症を起こした皮膚におけるCXCR4好中球の蓄積および寄与について検討する。
結果:CXCR4好中球は、血管の透過性とリモデリングを促進する解糖系と乳酸放出への代謝シフトとともに、炎症物質の形成の促進を示す。これは、TNFおよびCXCL12によって活性化され、合成によって調節される転写因子に依存する。
結論:この研究は、この転写因子をCXCR4好中球発達の重要な調節因子として同定し、CXCR4好中球の血管リモデリングおよび皮膚の炎症反応への寄与を明らかにする。
Journal: Nat Commun (CiteScore 2022: 24.9)
DOI: 10.1038/s41467-023-41484-3
PMID: 37736772
Open Access
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