原題
Linking Baseline PSMA PET-Derived Parameters to Toxicity, Adverse Events, Pain, and Quality of Life in Patients Treated with [(177)Lu]Lu-PSMA-617: A Single-Center Retrospective Study.
背景:ベースラインの定量的PSMA PETが、Lu-PSMA-617で治療したmCRPCにおける血液毒性および患者報告アウトカムを予測するかどうかを評価すること。
方法:61人の患者の後ろ向き分析(UCLA拡張アクセス)。ベースラインのPSMA PET SUV、全身、骨および唾液腺の容積および総病変PSMA(TLP)は、多変量モデルを用いて血液毒性、FACT-P、BPI-SFおよび口腔乾燥症と相関していた。
結果:骨腫瘍SUV高値はグレード3-4の血液毒性の遅延と関連していたが(HR 0.59)、骨TLP高値は早期の重度の毒性を予測した(HR 1.31)。全身SUV高値はFACT-Pの遅延および疼痛の悪化を予測した。唾液腺SUV/TLPの上昇は口腔乾燥症の悪化と相関していた。
結論:ベースラインのPSMA PET指標は毒性および患者報告アウトカムと関連しており、プロスペクティブな検証が必要である。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.125.270916
PMID: 41344853

コメント