ドイツにおけるNELSON対PLCOm2012肺癌スクリーニング適格基準(HANSE)の有効性:前向きコホート研究。

原題
Effectiveness of NELSON versus PLCOm2012 lung cancer screening eligibility criteria in Germany (HANSE): a prospective cohort study.
背景:低量胸部CT検査は肺がん死亡率を低下させ、リスク予測モデルは選択を改善する可能性がある。この研究では、事前定義されたPLCOm2012の6年リスク閾値(1.58%以上)とカテゴリー別NELSON基準を比較した。

方法:ドイツの3施設における55-79歳の現在または過去の喫煙者のプロスペクティブコホートは、ベースラインおよび1年間の低線量CTを受け、いずれかの基準を満たす参加者が登録された。主要アウトカムは、選択法による陽性適中率(肺癌が検出された)であった。

結果:5,191人の参加者(4,167人のPLCoM 2012選択、3,916人のNELSON選択);111の肺癌が検出された。PPV:2.59%(108/4,167)対2.17%(85/3,916)、p=0.0016。スクリーニングに必要な数:38.6対46.1。

結論:PLCOm2012≧1.58%はより効率的に肺癌を同定し、スクリーニングプログラムで実施すべきである。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00490-5
PMID: 41232542

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