2015年から2018年までの乳がん、子宮頸がん、および卵巣がんに対するケアのパターンおよび初回治療までの時間の世界的な変動(VENUSCANCER):39の国と地域の103の集団ベースのがん登録から得られた275 792人の女性の個々の記録の二次分析。

原題
Global variation in patterns of care and time to initial treatment for breast, cervical, and ovarian cancer from 2015 to 2018 (VENUSCANCER): a secondary analysis of individual records for 275 792 women from 103 population-based cancer registries in 39 countries and territories.
背景:VENUSCANCERは、乳癌、子宮頚癌、卵巣癌に対するケアパターンと初回治療までの時間の世界的な変動を評価した。

方法:39カ国(2015-18)の103の人口登録からの275,792の匿名化された記録の二次分析;病期、バイオマーカー、初回治療、ガイドラインの一致、および診断から治療までの間隔を調べた。

結果:HICsはLMICsよりも早期検出率が高かった。ガイドラインに沿った治療は国によって大きく異なり、手術はHICsでは78%に実施されたのに対し、LMICsでは56%に実施された。高齢女性はガイドラインによるケアを受ける可能性が低かった。診断から治療までの間隔は1ヶ月未満から1年までの範囲であった。

結論:調査結果は、世界的なケアのギャップをマッピングし、WHOおよび国の癌管理イニシアティブを支援する。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(25)01383-2
PMID: 41138738

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