早期乳癌における腫瘍浸潤リンパ球および術前の乳房部分照射:プロスペクティブPAPBIコホートからの洞察。

原題
Tumor-infiltrating lymphocytes and preoperative partial breast irradiation in early-stage breast cancer: insights from the prospective PAPBI cohort.
背景:RTと腫よう浸潤リンパ球との相互関係は不明である。間質TIL(sTIL)に対する術前PAPBIの効果と、ベースラインのsTILが病理学的反応を予測するかどうかを検討した。

方法:生検および切除sTILスコアを用いたプロスペクティブPAPBI(n=72);マッチさせた術後RT対照。マンホイットニーによってテストされたベースラインsTIL対pCR;混合モデルによる縦断的変化。

結果:ベースラインのsTILは低かった(中央値2%)。患者8人(11%)がpCRを達成し、ベースライン時のsTILが高かった(p=0.021)。RT後のsTIL変化は最小限であり、有意ではなかった。対照群も同様であった。

結論:PAPBIは最小のsTIL変化を誘導し、より高いベースラインsTILはpCRと関連していた。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.08.058
PMID: 40945693

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