原題
Liver metastases treated with MRI-guided SBRT: Outcomes of tolerability, acute toxicity and quality of life from the MOMENTUM study.
**背景:**MRIガイド下定位放射線治療(SBRT)は、腫瘍の可視化と肝転移に対する治療適応を強化し、忍容性と転帰を改善することを目的としている。
**方法:**本研究では、2019年4月から2023年4月の間にMRIガイド下肝SBRTで治療された患者のMOMENTUM登録(NCT04075305)のデータをレビューし、記述統計を用いて忍容性、急性毒性、および生活の質(QoL)を評価した。
**結果:**135人の患者が治療を受け、97%が中断することなく治療を完了した。患者12人(10.6%)がグレード3の毒性を経験し、放射線療法に関連したのは1人のみであった。QoL評価では、いくつかの領域で臨床的に有意な悪化が明らかになった。
**結論:**MRIガイド下SBRTは肝転移に対して忍容性が高く安全であり、急性毒性は最小限であり、CTガイド下SBRTと同等のQoLへの影響を示している。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2025.07.006
PMID: 40849040
コメント