原題
Chemoradiotherapy vs Radiotherapy Alone in T1-2 Oropharyngeal Cancer with Low Volume Neck Disease: A Population-Based Cohort Study Utilizing the XXXXX Head and Neck Cancer Register.
背景:本研究では根治的放射線治療(RT)に同時全身療法(化学放射線治療,CRT)を加えることが,頚部リンパ節関与が限定された早期中咽頭扁平上皮癌(OPSCC)患者の全生存を改善するかを評価した。
方法:コホート試験では、XxxxHeadおよび頚部癌登録のデータを利用し、傾向スコアマッチングを用いて、T1-2N1-2aおよびT1-2N2b OPSCCに対してCRTまたはRTのみを受けた患者の転帰を比較した。
結果:1,507人の患者のうち、全生存率は両コホートで両治療間で同程度であった。しかし、複数のリンパ節(N2b)を有する若年患者(70歳以下)では、CRTにより局所領域でのコントロールが改善した。
結論:RT単独はT1-2N1-2a OPSCCに対して安全な選択肢であるが、CRTは若いN2b患者に利益をもたらす。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.08.040
PMID: 40848943
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